ビタミンＫは腸内細菌によってもつくられます。よって、腸内細菌叢の定着していない新生児で欠乏を起こしやすくなっています。

抗生物質よく使用される方でも腸内細菌叢が乱れてしまうため、ビタミンＫ欠乏に陥る可能性があります。

このような方は積極的にビタミンKの摂取を心がけていただきたいです。

ビタミンＫとビタミンＤを一緒に摂ると骨密度を増やすといわれます。骨粗しょう症の女性を対象に、ビタミンＫ2とビタミンＤ摂取による骨密度の変化を測定しました。その結果、ビタミンＫとビタミンＤを2年以上同時摂取することで優位に骨密度が増加することがわかりました。